子どもに良い影響を与えることは大事な子育て要素。これは間違いない。

自分のことを振り返ってみたときに、今ある自分というアイデンティティのほとんどは環境であったり、親の育て方で作られたように感じる。もちろん遺伝子も。

遺伝子的にバカな家系では、どうあがいてもNO勉強で東大に行くことは不可能だろう。逆に、遺伝子的に超優秀な家系であれば、ほどほどの勉強でハーバード大に行くことも不可能では無い気がする。

それほどまでに遺伝子は重要なのだと思っている。

だが、それはいまさらどうしようもない。自分を振り返ってみても、遺伝子を変えることはできない(もしかしたら将来科学の発展とともに遺伝子交換も可能になるのかもしれないが、おそらく自分が生きてる間にはできそうもない)ので、環境と親の育て方、あとは学校や友達なんかも非常に重要になってることがよくわかっている。

学校や友達というのは、ある意味環境と同意語かもしれないけど。

さて、であれば、今すぐに効果の出る子育て方は、まさに親の育て方であるのだけれど、それをもっと細分化する必要があるな、と。

正直、子育てという漠然とした大樹なんかどうでもよくて、もっと照準を絞った子育ての方が大事だと思う。

というか、照準を絞ったものの連続が子育てという大樹を育てるのではないだろうか。

そういう意味では、世の中は大樹にばかり目を当てているのではないか?と疑問に思うことが多々ある。

兎にも角にも、子どもの前では、否、普段から意識レベルを変えて、まず好き嫌いをしなくて済む子に育てるために、何でも美味しいと言って目の前で食べるようにしてみよう。この効果が絶大なことは自分自身が身をもって体験しているから間違いない。

おかげで私は好き嫌いがないからだ。その方が色々な食事を楽しむことができる。美味しい食事を摂るときは、幸せを感じるときの1つだ。

きっとこういう積み重ねに違いない。どうだろうか。